お仏壇の向き
《ほこちゃんの一休み日記》
お仏壇の置く場所を考えた時に気になる『お仏壇の向き(方角)』のお話です
実は、諸説ありまして明確な決まりはないのです・・・
その①南向き
中国の古い慣習で、高貴な方たちは南を向いて座っていたことから、お仏壇(ご先祖様)を南向きにするようになったという説があります
(お仏壇の正面が南側、後ろが北側になります)
その②東向き
東は日が昇る方角です
インドでは東はめでたい方角と言われていて、一家の長は東向きに座っていました
そこから東向きにお仏壇を置くようになったと言う説です
さらに、阿弥陀様は遥か西の彼方いらっしゃると考えられていて、お仏壇を東向きに置くと私達は西向きに手を合わせることになります
そこから東向きお仏壇を置くようになったとも言われています
その③本山向き
私達が手を合わせる方向が本山に向くようにする、という置き方です
(お仏壇は本山と反対向きになります)
この場合、住んでいる場所によってお仏壇の向く方向は変わります
このほかにも色々とありますが、方角にこだわらずにお参りしやすい場所に置いていただくのが一番いいと思います
ご先祖様に感謝や供養する気持ちは方角で決まるものではありませんよね
皆さんに手を合わせていただくことが一番の供養だと思います
★ほこだて仏光堂では、お仏壇を置く場所をご確認いたします
もしお仏壇の置く場所や向きが不安な場合は遠慮なくご連絡下さい